パセリの栄養と効果★自家栽培での育て方と保存法♪花言葉

ひと昔前の食堂では、必ず料理に添えられていたパセリ。最近はあまり見かけなくなりましたが、香辛料としては現在も不動の人気があります。
どこのスーパーでも気軽に買えるのも特徴です。

添え物程度の扱いをされがちですが、実は栄養価も高く、野菜としても優秀です。
パセリとはどのようなハーブなのか、さっそく見てみましょう。

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特徴

パセリはセリ科の2年草です。よく見かけるクシャクシャした葉はモスカールドパセリ(縮葉種)といい、人工的に生まれた品種です。
近縁種のイタリアンパセリは、原種に近い平葉種です。平葉種はミツバのような姿をしていますが、味はパセリ。縮葉種よりも苦みは柔らかい傾向があります。

パセリは、ハーブの中では栽培に手間のかかる野菜です。
春(4~5月)と秋(9~10月)が種まきのシーズンです。水はけの良い、中性~アルカリ性の土を好みます。酸性に弱いため、畑で栽培する際は石灰を多めにまいておきましょう。
水はけの悪い粘土質の畑では育ちにくいため、腐葉土などを混ぜて空気の層を作ります。
日なたでもよく育ちますが、明るめの日陰で育てると葉が柔らかく育ちます。

種まきをする前に、一晩水に漬けておきます。
パセリが発芽するためには、光を当てる必要があります。畑やプランターに直播きして、数ミリほど浅く土をかけておきます。
水が大好きなので、たっぷり与えましょう。しかし、ジメジメした環境は苦手。梅雨の時季は注意しましょう。
冬の寒さには比較的強いですが、北風に直接晒されると枯れてしまいます。霜が下りない場所に移動させたり、地面が凍らないようにワラや腐葉土を敷き詰めるなどの対策が必要です。

すくすく成長するため、肥料は欠かさず与えます。外葉から収穫すると効率よく栽培できますが、必ず1株10枝ほどは残しておきましょう。あまり摘みすぎると弱ってしまいます。
ヨトウムシに弱いため、ヨトウムシ対策は欠かせません。ひどいケースだと根を食べられたり、葉をまるごと食べ尽くされるため、見つけ次第駆除しましょう。夜に観察するとすぐに見つかります。
少し土を掘ると出てくることもありますが、早め早めの駆除が大切です。

エピソード

パセリは地中海沿岸が原産で、古代ローマ時代から料理に使われている世界最古のハーブの一つ。
古代ギリシャ時代には、血液浄化作用がある薬草として利用されていました。かしこまった席では、花飾りとしてパセリを首から下げる習慣もあったそうです。

古代ギリシャには、オリンピックとともに人気のあったメネアの競技会がありました。
4年に一度行われるお祭りで、審査員は黒服をまとい、勝者にはパセリの冠が贈られました。
ずいぶんと奇妙な演出ですが、この祭りは当時の王様の赤ちゃんの死を悼むためのものでした。哀悼の意を示すために、黒服とパセリの冠で演出されていたのです。

パセリの花言葉は「お祭り気分、勝利、祝祭、死の前兆」など。この逸話から付けられたものではないかと言われています。

日本には18世紀にオランダから輸入されました。そのため和名は「オランダゼリ」といいます。

良いパセリの見分け方は、葉の縮れが多く、ツヤのあるもの、緑が濃いものとされています。
しかし緑が濃い野菜は化学肥料をたっぷり与えて育てているため、葉が固く苦みも強い傾向があります。
飾りとして使うなら良いですが、食用にするなら色の穏やかなものを選ぶのも良いでしょう。
古くなってしなびて色あせている可能性もあるので、注意しましょう。
イタリアンパセリも同様に、シャキっとした元気なものを選びましょう。

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効果・効能

パセリは栄養価が高く、ビタミンB、C、βカロテン、カルシウム、鉄、カリウムなどを豊富に含みます。
悪玉コレステロールから守る葉緑素、クロロフィルを含み、生活習慣病予防にも効果が期待できます。
野菜の中では栄養素が多いため、少量でも毎日食べ続けるとバランスの取れた食事になりまう。

独特の薫りはアピオールという成分で、フラボノイド類を多く含みます。これらは殺菌作用があるため、料理の付け合わせに利用されています。
残すことの多いパセリですが、出来れば一緒に頂きましょう。
他にも消化促進、精神安定、美肌効果、口臭予防、むくみ改善、腸内環境の改善などに効果があると言われています。

利用方法と注意

自家栽培すると、どんどん増えて消費が追いつかないパセリですが、電子レンジで簡単に乾燥パセリを作れます。

パセリの葉を細かくちぎり、キッチンペーパーに乗せて電子レンジにかけます。
700~1000で2分ほど温め、足りない場合は10秒づつ加熱します。水分が抜けたのを確認したら、取り出して乾燥させたら完成です。
乾いたビンなどに入れて保管すると、2週間ほどは保ちます。古くなると色が落ちるので、長期保管する際は冷凍しましょう。
パセリの保存には、乾燥させるのが一番です。

野菜として極めて優秀なので、妊婦さんや授乳期のお母さんにもぜひ食べて頂きたいハーブです。念のため、少量に止めましょう。

パセリはスムージー、サラダ、お浸しなど、様々なレシピがあります。
味にクセがあるので、少し濃いめ、甘めの味付けにするとよく合います。
たっぷり手に入ったら、ペペロンチーノの具にするのもお勧めです。にんにくを炒めた後に刻んだパセリをたっぷり加え、軽く炒めましょう。

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