万能ハーブ!レモンバームの効能♪使い方や育て方

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レモンバームは、数多いハーブティーの中でも特に飲みやすい、初心者にお勧めしたいハーブです。
様々な効能があると言われ、しかも味は美味しくクセが少ない、万能ハーブと言えます。「ハーブティーには興味があるけど、青臭くて苦手」という方にこそお薦めしたいハーブです。
レモンバームとはどのような植物でしょうか。

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特徴

レモンバームはシソ科コウスイハッカ属の多年草です。和名はコウスイハッカ(香水薄荷)、セイヨウヤマハッカ。
レモンバームという名前は英名ですが、ギリシャ名の「メリッサ」も有名です。ハーブティーや精油ではギリシャ名と英名どちらも使われているので、覚えておくと混乱しません。
英名はレモンの薫りがする薄荷という意味ですが、レモンバームにはレモンの薫り成分が含まれています
外見は葉が大きなミントのようで、ハーブティーや料理、香料など様々な使い方ができます。

効果・効能

レモンバームには、レモンの薫り成分シトラールを含んでいます。
レモンと異なり、酸味がありません。レモンの薫りを付けたいけれど酸っぱいのは困るときには、レモンバームが重宝します。香料として使われることもあります。

他にはポリフェノール、タンニン、フラボノイドなどが含まれています。これらは抗酸化作用が強い物質で、老化を防ぎアンチエイジングに役立つと言われています。

レモンバームのハーブティーは、気分の落ち込みを改善し、精神の高ぶりを鎮める働きがあると言われています。
シトラールの薫りが緊張をほぐし、心地よい気分に導きます

不安定な精神が起こす諸症状を軽くすると言われ、不眠症生理不順PMS(生理前のイライラなど)の改善も期待できます。
抗菌作用があり、風邪予防アレルギー予防消化不良の改善にも役立つと言われています。

ヘルペスウイルスの増殖を抑える効果があり、1/70に濃縮したレモンバームエキスを含んだクリームを、1日4回ほど患部に塗布すると効果があると言われています。
バセドウ病(甲状腺機能亢進症)や、アルツハイマーの改善にも有効性があると報告されています。

利用方法と注意

レモンバームには収縮する作用があり、子宮を縮めてしまうおそれがあります。妊娠中は飲まないようにしましょう。

ハーブティー

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ハーブティーの作り方は簡単で、庭で摘んだレモンバームをポットの1/3~半分くらいに詰め、そのまま熱湯を注げば完成です。5~7分ほど蒸らすと、さらに美味しく頂けます。
乾燥ハーブを使う場合は、1杯につき小さじ1杯くらいを目安に抽出します。レモンバームはクセが少ないので、他のハーブと併せて飲んでも美味しく頂けます。
きれいな緑の水色なので、緑茶の代わりに飲むことができます。

保存方法

レモンバームは一度にたくさん収穫できるので、乾燥して保存することもできます。
ザルに置いて天日で2~3日ほど干し、乾燥剤を入れた密閉袋に保存します。出来れば冷蔵庫か冷凍庫で保管しましょう。

レモンバームのレモネード

レモン汁とレモンバームの、ダブル効果が期待できる夏のドリンクです。

  • 生のレモンバーム 20gほど
  • 水 200cc
  • 砂糖または甘味料 おおさじ2くらい
  • レモン汁 120cc

レモンバームを水200ccで煮出します。数分ほど煮て成分を出したら、茶こしで取り除きます。
取り除いた抽出液に砂糖を加え、さらに1~2分煮て完全に溶かします。
このまま常温で冷ましたところに、レモン汁を加えて完成です。氷をたっぷり入れたグラスに注ぎましょう。

レモンバームの葉を浮かべると、さらに薫りが良くなります。

 

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育て方・栽培方法

高さは80~100cmほどに成長しますが、プランター栽培なら50cmになる前に適時摘み、生のままハーブティーなどにすると良いでしょう。
花を付けると茎や葉が固くなるので、種を取る目的がなければ花を咲かせる前に摘んでしまいます。
半日陰を好むため、あまりにも日当たりの良い場所は苦手です。対寒性があり、たとえ枝葉が枯れても、根さえ枯れなければ翌年もすくすく成長します。冬も楽しみたい場合はプランター栽培にして、夜に室内に移動させると良いでしょう。
シソ科植物なので非常に繁殖力が強く、放っておくと庭じゅうがレモンバームだらけになることも。プランターなど、限られた環境に囲っておくほうが安心です。

種から育てる方法と、挿し木で育てる方法がありますが、挿し木のほうが早く成長します。
挿し木は、真冬と真夏以外ならいつでも可能です。3節くらい取れそうな茎を探し、清潔で鋭利なはさみでカットします。
カットした茎の下の葉を切り落とし、1時間くらい水に漬けて落ち着かせます。

1時間ほど経てばポットに挿し木できます。土は野菜の土でもかまいませんが、挿し木用の専門用土を使うと安心です。植えてから1ヶ月ほどは日陰に置き、根が張るまで待ちます。
根が張ると、生育スピードが速まるのですぐに分かると思います。

根がしっかり張ったらプランターに移植します。赤玉土に腐葉土を少し混ぜた土を用意し、根を崩さないように植え替えましょう。

収穫するときは、下から1節だけ残してカットしましょう。こうすれば脇芽がどんどん伸びて、長い間楽しむことができます。

種まきで育てる場合は、半日陰の土地を浅く耕し、種を蒔いて水をかけておきます。これだけですくすく育つほど力強い植物です。
プランターで育てる場合は、適時間引いて間隔を空けましょう。

 エピソード

レモンバームの花はミツバチを引き寄せます。そのため、古代ギリシャ語でミツバチを意味する「メリッサ」の名が与えられました。

古代ギリシャ神話では、メリッセウスの娘メリッサが、全能神ゼウスに蜂蜜を与えて育てたと言われています。
ゼウスはやがて神様たちの長になり、地上世界で様々な働きかけを行いました。メリッサは地母神と言っても過言でない役目を担ったのです。

繁殖力の強さから、人間より長生きすると考えられていました。実際は根も数年ほどしか生きることはできませんが、どんどん繁殖して子孫を増やすため、そのように考えられていたようです。
中世ヨーロッパでは、長生きのハーブと考えられていました。レモンバームのハーブティーを毎日飲み続けると長寿が授かると考えられていました。

花言葉は「思いやり」「同情」など。

 

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