幸運を呼ぶ!ワイルドストロベリーの育て方♪味よし効能よし

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ワイルドストロベリーは大事に育てると幸運を運ぶ、と言われることもある縁起の良い植物。
たくさん小さな花や実を付ける可憐な姿で、鑑賞用として楽しめます。

実は小粒ですが真っ赤で適度な酸味があり、栄養豊富。見て楽しい、食べて楽しいワイルドストロベリーとは、どのような植物でしょうか。

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特徴

バラ科オランダイチゴ属の多年草です。和名はエゾヘビイチゴ
ヨーロッパから西アジア、北アメリカが原産で、日本でも北海道で野生化したものが繁殖しています。
日本には近縁種のシロバナヘビイチゴが繁殖し、こちらは日本各地の山でよく見られます。

花は白く、5枚の花弁があります。葉はギザギザした姿で、三つ葉のように3枚の葉が付きます。(ミツバは葉にギザギザがないので、すぐに区別できます)

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効果効能と栄養価

ワイルドストロベリーは実、葉、根それぞれに効能があり、その用途は多種に渡ります。
実はビタミンC鉄分が豊富。抗酸化作用で肌がツヤツヤになり、貧血の改善効果も期待できます。
ビタミンCは抗炎症作用もあるため、実を潰して軽い火傷に付けると治りが早くなります。

根は利尿整腸作用があると言われています。葉は鎮静作用胃を丈夫にする作用があり、ハーブティーとして飲むと効果が期待できます。クセがなく飲みやすいハーブで、ほかのハーブや紅茶とブレンドしても美味しく飲めます。

収れん作用があり、毛穴を引き締める効果もあるため、化粧水に入れることも。
摘み取った葉を乾燥させておくと、いつでも楽しめます。

利用方法と注意

妊婦さんでも飲める数少ないハーブの一つですが、念のため1日1杯程度に留めましょう。
たっぷりの日光を好むため、室内で育てる場合は、必ず日当たりの良い窓際で育てましょう。

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栽培

ワイルドストロベリーの繁殖は独特で、ランナーという茎が親株から伸び、ランナーの先に子株が育ちます。さらに子株からランナーが育ち孫株へと、どんどん殖えていきます
最初にできた子株は、花が多く実が少ない傾向があります。実の採取が目的なら2番目以降の株を、花が目的なら最初の株を育てましょう。
種から育つよりもランナーで子株を増やすほうが、より確実に強い子孫を残せます。種蒔きで行う育て方もありますが、ここではより簡単なランナーで育てる方法を紹介します。

育て方

涼しく、水はけと風通しの良い環境を好みます。適度な保水力のある土が最適です。
日光を好みますが、本州以南の夏の暑いときは日陰に避難させるか、遮光します。

3月~5月と9~10月が植え付けシーズンです。赤玉土7に腐葉土3、あればバーミキュライトを1割ほど混ぜて用土を作ります。
ワイルドストロベリーは、浅く広く根を張る習性があります。そのため乾燥には弱く、水が足りないと枯れてしまいます。逆に、じめじめした環境だと根が腐ってしまいます。そのため、プランターで育てる場合は受け皿を置くのは控えましょう。

肥料は固形タイプのものを、株の成長や葉の色を確認しながら、月に1回ほど与えます。リン、カリの割合が多い肥料が適しています。

開花は3月中旬から7月ごろと、9、10月です。長い間、次々と花弁が5枚の小さな白い花を咲かせます。
真夏には花が咲かなくなりますが、涼しくなると再び花を咲かせます。
冬の寒さにはとても強く、防寒の処置はしなくても構いません。茎は枯れても根はしっかり生き残り、翌年の春に再び芽を出ます。

プランターに植えっぱなしにしていると株が弱るため、1~2年に一度植え換えます。
鉢植えは問題ありませんが、庭などで植え換える場合は植える場所に気を付けましょう。連作障害を起こしやすいので、必ずワイルドストロベリーを育てたことのない場所に植え換えます。

病気には比較的弱く、日当たりが悪いと灰色かび病、うどんこ病にかかりやすくなります。できるだけ日当たりの良い環境で育てましょう。
ナメクジやアブラムシ、ハダニにも注意が必要です。アブラムシやハダニは繁殖すると手に負えないので、早めに薬剤などを散布して予防処置を行いましょう。

ランナーは株を増やす予定がなければ切ります。切ることで株に余計な負担を減らし、より多くの花や実を付けます。

エピソード

ヨーロッパの環境で育つワイルドストロベリーは、実は食用やジャムなどに、葉や根はハーブティーとして愛され続けています。
ヨーロッパでは数少ない果実の一つで、多くの人が愛していました。哲学者フランシスコ・ベーコンは「イチゴこそは最も良い香りに勝る」と絶賛しています。
妖精と深い関わりがあると考えられ、ドイツでは雌牛の角の間にワイルドストロベリーを入れた籠を結んでおくと、妖精がお礼にたっぷり牛が乳を出すように働きかけるという伝説があります。

イギリス最大の陶器会社、ウェッジウッドの柄でも大変有名です。ワイルドストロベリー柄の原型「ストロベリーヒル」は1965年に誕生し、現在までウェッジウッドの定番品として愛されています。

栽培され始めたのは比較的最近で、ヨーロッパで17世紀ごろ、日本に輸入されたのは江戸の終わりにオランダからもたらされました。明治5年ごろから、日本でも本格的な栽培が始まりました。

日本では、「ワイルドストロベリーを育てると幸せになる」「恋人ができる、結婚できる」というジンクスがあり、特に恋人がいる人や結婚した人から株を分けてもらうと効果があるという声も。
(店で購入した株でも、同じ効果があった!という声があるので、あまり気にしなくていいと思います)
実を食べたらジンクスが崩れる、などという説もあるようですが、実は放っておくと腐ってしまいます。実を食べなくても必ず摘んでおきましょう。
野外に出して野鳥にお裾分けしても良いと思います。
実を食べても結婚できた!という声もあるので、愛情もって育てるのが一番です。

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